サクライロノセカイ/リリカルなのはなお話

えびえもん兼いかじゅんのブログです。リリカルなのはの二次創作などを書いています。

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魔法少女リリカルなのは 烈火の翼 第25話

「それでは主、私はまた明日来ますので」

「私も明日――」

「お前は仕事だろう」

ズバッと言われたシグナムの言葉に、雪華はグッと言葉に詰まる。ヒナギクの病室にてその会話は行われ、現在の時刻は面会時間ギリギリ。つまり、シグナムと雪華はこれから帰宅と言う訳だ。

二人が繰り広げる仲良さげな会話を見て、ヒナギクは夜の時間を一人で過ごすのかと、最近はなかった寂しさを感じながらも、それを表情には出さず口を開いた。

「あはは、そんなに無理しなくても良いよ。どうせ直ぐに退院できるんだし」

笑顔で言うヒナギクに、シグナムはそうですね、と同じく笑みを見せながら応えたが……何故か、雪華は真剣な表情でヒナギクを見る。
そうして、何かを決心したかのように、シグナムに言った。

「シグナム。私ちょっとヒナに話があるから、先行っててくんない?」

「ん? なんだいきなり……」

「いいから!! 私はアンタと違って、明日はヒナに会えないから話したい事があるの!!」

雪華の反論は許さん、と言う感じの口振りにシグナムも押されたのか、まぁ別に良いが……と言った後に、あんまり遅くなるなよと忠告を入れながら病室を後にした。

それをしっかりと確認した雪華は、病室の扉を閉めてヒナギクの方に向き直る。

「それで、話ってなあに?」

無邪気で、偽りの無い笑顔で問うヒナギクだったが、雪華は珍しく何も応えずにただ彼の傍に近づき、置いてある椅子に座る。

そして、彼女の行動にとても不思議そうな表情のヒナギクを見ながら――彼の手を自分の手でギュッと握った。

「あ……」

途端、ヒナギクの顔にほんのりと赤みが差し、鼓動が高鳴る。その感情の名を、彼は知らない。いや、知っては……認めてはいけない。認めてしまっては駄目だ、絶対に。

そう自分に言い聞かせ、高鳴る鼓動を抑えようと努力する。が、彼女の暖かい体温を感じてしまい、それは全く意味をなさない。

ついには、彼女の手から逃れようと手を引くが、もちろん雪華は全く放す気は無い。それどころか、平然と会話を始める始末だ。

「……ねぇヒナ、私達に“嘘”ついてない?」

「え……?」

「正直に答えて、本当に直ぐに退院できる病気なの?」

……雪華の捕える様な視線に、ヒナギクは先程とは全く違う意味での鼓動の高鳴りを感じる。目を逸らそうにも、彼女の瞳がそれを許さない。じっと見つめられ、逃れられない様に――彼からすればだが――手を握られている。

どう答えれば良いか……いや、何を言っても同じなのかもしれない。彼女はもう、確信を持っている表情なのだから。ならば、いっそのこと正直に言ってしまえば……。

(――ダメだよ)

しかし、彼は己のその考えを即座に否定し、必死に笑顔を作り取り繕う。まるで、何かを恐れるかの様に。

「う、うん、本当だよ。本当に……大丈夫だから」

少し言葉に詰まったが、普通に言えた自信はある。けれど――

「――そっか」

そう呟いた、雪華の悲しげな表情が、ヒナギクにはとても印象に残った。スッと手を離し、立ち上がって病室から出ていく雪華。ヒナギクはそれを見ながらも、何も言わない。ただ、何かを堪える様な表情で彼女を見つめるだけ。

雪華が病室から出ていった後、残るのは沈黙だけ。そして、病室から出て直ぐの壁に寄りかかった雪華にとっても、それは同じだった。
ヒナギクが強くベッドのシーツを握り、雪華が壁に頭を置く。申し合わせた様に呟いたのは、どちらが先だっただろうか。

「何も……言ってくれないんだね」

「言えるわけ……ないよ」

知られてはいけない真実。知られてしまっている真実。

二律背反の思いが彼を苦しめ、その精神すら蝕む。









◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

夜道。それは女性が一人で歩くのには、危険な道である。暗闇で人気が少なければ、特にその危険性は増す。ストーカーやら何やらが居るかもしれないからだ。

と言う訳で、雪華に追い出される形で帰宅していたシグナムが、そういった心配をされているかと訊かれると……否である。寧ろ、彼女を知っている人間ならば、まず最初に確認するのは“犯人の安否”だろう。

――何か一切、女扱いされていない気がするのだが、とはシグナムの悲しい呟きである。

雪華はアイドルフィルター(シグナム命名)が上手い具合に発動し、自分に似た性格ながらしっかり女性扱いされているのに……とは、やはりシグナムの悲しい呟きだった。

そんな訳で、一人の夜道でも一切心配されないシグナムではあったが、生憎(?)実は一人ではなかった。

「で……わざわざ私と一緒に帰るなど、何か用でもあるのか? さくら」

「にゃはは、確かにボクとシグナムちゃんって言う組み合わせは珍しいけど、その言い方はどうなのかなぁ」

少々困った様な笑みを浮かべ、シグナムの隣を歩く金髪の少女、さくらが共に居る。確かに、珍しい組み合わせではあった。大抵、この二人が一緒に居るときはヒナギクが居る筈なので、二人きりと言うのは珍しい。

とはいえ、身長が30㎝程離れている二人は、並んで見ると似ていない姉妹と思う事も出来る――実際、似たような物なのだが。

「まぁそれは良いとして――ちゃんと思い出せた? どうせ、おばあちゃんがなんか企んでるんだと思うけど」

「そうだな、主の元に来た理由以外は思い出せたよ。にしてもよく解ったな、おばあ様の事を私は一言も言っていないのだが……」

「解るよ。だってボク達の『魔法』を教えたのはおばあちゃんだし、こんな悪戯するのは『悪戯好きの魔法使い』しかいないからね」

確かにそうだな、と同意して笑うシグナム。この会話の意味は、恐らく『魔法使い』であり『悪戯好きの魔法使い』に育てられた彼女らにしか解らない。

歩きながら、二人は魔法使いとしての会話を続ける。

「……いやその前に、なぜ私の記憶が戻って来ている事が解ったのだ?」

「そりゃあ解るよ~。だって、おばあちゃんが君に掛けてる『魔法』は記憶を一時的に封じる為の物みたいだし、それが解けかけているのもボクには解る」

「私には一切解らないのだが……」

「そこは……ほら、掛けられた本人には解らないんじゃないかな?」

そう言うさくらにも、別に確信があるわけでは無いらしく困った様な表情だ。まぁシグナムとしても、特にしっかりとした答えを望んでいたわけでは無いので構わないのだが。

「まったく、おばあ様も何を考えてこんな物を私に掛けられたのだか……さくら、他に私に掛けられた魔法はあるか?」

「う~ん……見た限りだと、強く鍵のかかった様な魔法が一つあるよ。勿論、ボクにも解けそうに無い物が。これが何なのかは、解らないけどね」

さくらの見解に、シグナムはそうか、と軽く返事をしただけだった。本人的には、おばあ様の掛けた物だからどうせ悪戯の範疇なのだろうと考えていたりする。何せ、相手は『悪戯好きの魔法使い』なのだから。

――まぁ実は、もう一つ重要な記憶の鍵が、掛かっていたりするのだが。

「――さてと」

フワリ。風が吹いたかの様に前に出たさくらが、シグナムの方へ向き直る。その表情は何時もの子供の様な無邪気な物ではなく、『魔法使い』としての真剣そのものな表情。

「さくら?」

「……今、お兄ちゃんのこれからの行方は、君と雪華ちゃんが握ってると言っても良い」

「なに?」

話が読めない。そう言いたげな表情になるシグナムだが、さくらは視線だけで彼女を制す。解らないのも無理はない。彼女はまだ、何も知らないのだから。

それでも、言っておかなければならない事がある。

「これは『桜の魔法使い』のボクとしての言葉でもあり、同時にお兄ちゃんの妹のボクとして貴方に――『烈火の魔法使い』にお願いする言葉でもある。お願い……お兄ちゃんを護って上げて」

ボクには……いや君たち以外には、もうどうしようも無い処まで来てしまったから。さくらは、心の中だけでそう呟く。

今お兄ちゃんに何かあった時、恐らく自分の言葉ですら彼に届かない。だから、頼むしかない。

「勝手な事だとは思う……でも――」

「愚問だな」

さくらの言葉を遮ったのは、シグナムの強気な言葉。え、と下を向いていた視線を戻すと、どこまでも曇りの無い瞳で少女を見るシグナム。

遮った勢いのまま、シグナムは得意げな顔で言う。

「誰に言われるわけでもなく、主を護ると私は誓ったんだ。誰でも無い――私の、この烈火の魔法使いの魂にな」

声を荒げる事さえしなかったが、強く、曲がる事の無い真っ直ぐな言葉‐誓い‐。それに呼応してか、チョーカーの鈴がリリンと音を鳴らす。あぁ、“相変わらず”どこまでも真っ直ぐで、どこまでも暖かい。

その心は、まるで烈火の様で……まぁ、お兄ちゃんが――いや、“彼”がか――惚れるのも無理はないかな、と思ってしまった。








◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「……シグナム、遅いなぁ」

翌日。時刻で言えば、お昼にはまだ少し早い時間、と言ったところか。そんな時間に、病室で大人しくしているヒナギクが少し寂しさを含んだ呟きを漏らす。

時間を厳守するシグナムにしては珍しく、こんな時間になっても訪れる様子は無い。昨日のお見舞いは朝早くから来てくれたのに……。

何か予定が入ったのかもしれない。彼女にだって、自分の都合があるのだから。何時もの彼ならば、そう思った事だろう。だが、今の彼は表面上普通に見えるが、内面はとても不安定だ。

――彼の感情を左右する二人。それは当然、悪い方へと転じる可能性もある。そして、それに拍車を掛ける事が偶然にも起こってしまう。

「アレって……結界?」

展開されたドーム状の結界。魔力を秘めた者にしか認識できない物だ。少し魔導師としての知識があるなら、直ぐに解るくらい強力な結界だ。恐らく複数人で展開した物。強度で言えば、特大の巨大砲撃で漸く破壊できるレベルと言えば分かりやすいか。

――シグナムが、あそこに居るかもしれない。彼女は何から何まで首を突っ込む体質だし、もしかしたら……。そんな思いが彼の中に浮かび、直ぐに結界の向かって飛ぼうとする――一瞬、さくらとなのはが口煩く言った、絶対に無断で外に出るなと言う言葉が頭を掠めたが……シグナムへの思いが勝り、彼は結界へと飛んだ――


同じ時、結界内の上空には二人の人影、ヴィータとザフィーラ。その二人よりさらに上空には、一人の少年が杖を掲げていた――百を超える処刑の刃を従えて。

「スティンガーブレイド――エクスキューションシフトッ!!」

クロノが叫び、杖を振り下ろす。同時に、静止していた全ての魔力刃が一斉に動き出す。急加速したそれは、広範囲に降り注ぎ躱す事すら叶わない。

着弾する直前、男の方が少女の盾になる様に前に出たのが見えたが、その瞬間、次々と魔力刃が着弾。爆散によって白い煙が上がり、視界攪乱の効果をもたらす。

見た目からして、かなり魔力の消費量が多い魔法だったのだろう。クロノが荒い息を整える……そうしていると、彼の耳元から口辺りに装着された小型の通信機から通信が入った。

『第一陣……ダメージ、入ったと思う?』

「恐らくだが、大して効いてはいないだろうな」

通信の先に居るのは、エグゼキューター、高町なのは。そんな彼女の問い掛けに、クロノは確信を持った様な口調でそう返す。

確信の理由は……彼の守護騎士との戦闘経験だ。幾らフェイトや武装局員との戦闘で消耗があったとはいえ、彼は守護騎士と戦い、撤退に追い込んでいる。そして、煙の向こうの守護騎士の能力も把握しているのだ。


盾になった男は、かなりの防御力を誇っているベルカの騎士だった。ならば、力技が得意ではない自分の攻撃が、不意討ち気味とはいえそう簡単に通るとは思えない。そもそも、彼の本質はそこでは無いのだから、当然と言える。

だから――今の攻撃は敵にダメージを与える事を、目的としたわけではない。

それを肯定するかの様に、煙が晴れ、殆ど無傷に等しい守護騎士が姿を現した。

『ま、当然と言えば当然の結果になるかしら。さすがベルカの騎士、ここまで硬いのは珍しいわね』

「確かにな……だが、想定通りだ」

守護騎士たちは前回、自分達を“狩る”側だった。しかし、今は自分達が狩る側だ。相手からすれば、自分達の不意討ちを防ぎ切り一気に反撃に転じるつもりなのだろう。事実、既に少女が得物を、男が拳をクロノに構えている。

――けれど、それこそ自分達の思うツボだ。かかった……そう、クロノは内心でほくそ笑む。この強固な結界は、彼らの逃げ道を塞ぐ為の物。そして彼らは、前回の戦闘から自分しか戦力にならないと思い込んでいる筈だ。

増援。と言う物も浮かぶ筈だが、それはクロノがたった一人で挑もうとしている時点で、選択肢から消えかけている。

――切り札は、何も最初から出す物ではないさ。そう、前回とは何もかもが違う。今のアースラには最強の切り札にして伏せ札……処刑人‐エグゼキューター‐高町なのはが存在している。

これは二段構えの不意討ち。一段目はフェイク、本命は二段目。自分達の目的は彼らを倒す事ではない、捕える事なのだ。ならば、わざわざ最強の伏せ札を最初から見せる必要など無い。最早、彼らは釣糸の餌に引っ掛かった獲物……じっくりと、追い詰めて行こうじゃないか。

――内心、アースラクルーが、なかなかエグイなこのコンビ……とか思っているのは、秘密だ。

「さて――ん、何だ?」

『アレは……まさか!?』

いざ戦闘開始……となる筈だったが、それは近くに現れた光によって遮られる。守護騎士の二人もそれに目を取られる中、なのはの珍しく焦った声が通信機越しにクロノには聞き取れた。

光が弾ける。そこに現れた人物は……クロノには見覚えがあり、守護騎士のヴィータにとっては見覚えのあり過ぎる人物だった。

「あの人は――」

『師匠……どうして』

「ヒナギクっ!? なんで……」
通信機越しに聞こえるなのはは、何処か呆然とした声で、ヴィータは驚愕に染まった声で、それぞれの呼称で彼を呼ぶ。

そして、彼とあまり面識が無いクロノでも解る。今の彼は、何処か異常だ。まるで――迷子になっている様な不安定さ、と言えば良いのか。

ヒナギクが、蒼の瞳で捉えたのは守護騎士の二人。

「シグナムは……どこ?」

「な……」

彼の虚ろな問い掛けに、寝耳に水となったのはヴィータだ。自分は今シグナムがどこにいるかは知らない。

が、この前、ヒナギクを護るって大見得切ったのはどこのどいつだよ……と内心愚痴りながら、この場で彼と話せるのは自分しかいない。

――彼女自身の自覚は無いらしいが、かなりヒナギクに感情移入しているようだ。

だが……事態は少女の予想を超え、悪い方へと流れて行く。

「シグナムは……我らの仲間だ!!」

「……え?」

「なっ、ザフィーラ!?」

何を言ってるんだ、そう言おうとしてヴィータは気付く。そうだ、今のヒナギクがどれだけ危ういか、ザフィーラが解る筈が無い。何しろ、彼に会い、そしてシグナムにも直接会ったのは自分だけ。他の二人には、今シグナムが誰に仕えているのか解る訳がない。なら、どれだけ前かこそ覚えてないとはいえ、仲間だった彼女を連れ戻そうとするのは当然の道理。

――だが、この行動は完全に“アウト”だ。ヒナギクの瞳から、今度こそ光が消える。

なにが起こっているのか……当然ながら理解できないクロノだったが、なのはのいつになく焦った声が彼を動かした。

『あんのボケナス……クロノくん、今すぐ戻って!!』

彼女の指示に、思わずクロノは反論しかける。訳が解らないと言っても、守護騎士たちを民間人の前に置いて、自分だけ撤退するなんて……そう言いたいのだろう。だがそれを言葉にする前に、何か、今まで感じた事もない重苦しい重圧が、結界内全てを支配する。それも、一瞬で。

それの出所は――目の前の、なのはが師匠と呼ぶ人物から。ぶわっ、と嫌な汗が溢れる。見ただけで、いや見なくとも解る。

“アレ”はマズい。今までの中でとびっきり、下手をすれば、いや下手をしなくとも闇の書よりマズいと本能的に“理解”できる。

「返してよ――」

純白の“翼”が、バサリと開く。それすらも、美しい動作だった。また、重圧が強まる。蒼い瞳が見つめる先は――全てが『敵』だ。

「くっ!!」

『撤退してクロノくん!! 早くっ!!!!』

それは最早、本能だった。クロノは本能的に術式を組み、転移魔法を起動。ザフィーラは防壁を展開し、ヴィータの盾になる。

その刹那――

「――シグナムを……返してっ!!!!!!」

――純白の光が爆せた。……純白の天使がもたらすのは、破壊か。それとも――









◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

時間は少し遡り、結界が展開されるより少し前。シグナムは丁度、病室に向かって急いで走っていた。

「マズいな……もうお昼前か」

時間を厳守する彼女が、なぜこんなに遅れてしまったのか。それは単純明快。迷子の子供を、頑張って親の元に連れていったからだ。

そんなの交番の警官に任せりゃ良いのに……とも思うが、自力で解決しようとするのがシグナムらしい。そうして、迷子の子供を無事に送り届けていたら、こんな時間になってしまったと言うわけだ。

主も心配しているだろうな、そう思い走る速度を上げて、突然展開された結界に彼女も気付いた。この瞬間、彼女は迷った。結界は気になるが……主を任された以上、それを全うしなければならない。どちらに行くべきか――しかし、シグナムの取る行動はそのどちらでもなかった。

「ッ……!!」

瞬間、その場から飛び退きながら天鎖斬月を構えるシグナム。彼女のその行動とほぼ同時に、先に張られた結界付近まで覆う新たな結界が展開される。

驚異的な直感力でその結界を察知したシグナムは、やはり前より早い速度で天鎖斬月を展開し、相手のいる方へ構えたのだ。

「……何者だ?」

「――シグナム」

問い掛けた先に現れたのは、一人の女性だった。金髪のボブカットの女性……彼女に己の名前を呼ばれた時、シグナムは頭に微かな違和感を感じ取る。そうこれは、前に赤毛の少女を見た時と、同じ感覚だ。

互いの視線が交錯し、文字通り時を越えた――互いに違いは在れど――二人が相対する。

絡み合う様々な運命……それは、歪んだ物語をさらに加速させる。

――その先には、果たして何があるのだろうか?
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  1. 2012/11/07(水) 14:32:43|
  2. 烈火の翼
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

蒼犬ェ……余計な事を(汗)

さくらにも言えないってかなり辛いですよね……
  1. 2012/11/17(土) 21:08:58 |
  2. URL |
  3. フルカスタム #G7LvmW4Y
  4. [ 編集 ]

ザッフィーに嫌な役回りをさせた事は若干後悔してる……だが私は謝らない(キリッ

まぁ冗談はさて置き、もうそれくらい知らず知らずにヒナギクが追い詰められてるって事なんですよね……

感想ありがとうございました!!
  1. 2012/11/30(金) 03:25:37 |
  2. URL |
  3. いかじゅん #3/2tU3w2
  4. [ 編集 ]

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