サクライロノセカイ/リリカルなのはなお話

えびえもん兼いかじゅんのブログです。リリカルなのはの二次創作などを書いています。

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魔法少女リリカルなのは 烈火の翼 第19話

「……主」

何かを祈るようにそう呟いたのは、桜色の髪をポニーテールに括り、じっと瞳を閉じて病院の前に佇む女性、シグナム。

月夜の光に照らされ、いつも以上に凛々しく、そして美しい彼女だったが……そんな事は何の慰めにもならなかった。

「シグナムちゃん」

「ギン、それにさくらか」

ただただ立ち、待つしかない彼女の前に現れたのは市丸ギン。その隣には冷静に見えるが、何処か不安げな表情のさくらも居る。

「お兄ちゃんは?」

「私が結界を脱出した後、なのはがこの病院に連れて行った。心配しないで良いとは言っていたが……な」

一番ヒナギクと付き合いが長いのだろう、なのはにそう言われてしまえば信じるしかない。しかし、それでも心配なのはどうしようもない事実。

だから、シグナムは何も出来ないと解っていても、こうして主の無事を祈っていた……が、いつまでこうしている訳にはいかない。

結界に雪華を残して来たままだ……そう考えたシグナムは、ここからでも見える巨大な結界に向かって歩き出す。

「どこ行くん?」

「雪華の所だ。アイツを結界に残したままだからな」

「必要ないと思うよ」

そんなシグナムを止めたのは、力強くそう断言した少女、さくらだ。
足を止め、さくらの瞳を見たシグナムは気付く。言葉と同じく、その瞳からは強い信頼が溢れている事に。

「雪華ちゃんには、冬獅郎が一緒にいるからね。ほら」

「っ! これは……」

言葉と共に示されたのは、凄まじい速度で曇に覆われていく月と空。普通ではあり得ない、尋常ではない光景。

ならばこの光景を生み出しているのは、結界内部に残った雪華に他ならない。

「例え結界に阻まれようと関係ない。全ての水は雪華ちゃんの武器。四方三里……ううん、全ての天‐そら‐は――雪華ちゃんの支配下だよ」

曇天に支配された天候。それは、結界の内部とて例外ではない。
広域封鎖結界内部、そこには刀を構え氷の竜を従える者と、赤毛の少女の前に立つ一人の男性が相対していた。

男性の方は、狼の姿から人間の状態へと姿を変えたザフィーラ。氷の竜を従える者は無論、氷の姫君、藤原 雪華だ。

『グオオオオオオオォォォォォッ!!!!』

雪華が出現させた氷の竜が、主の『敵』を威圧するかの様に叫ぶ。ただそれだけで、結界内の地面や辺りの建造物が氷結していく。

それはまるで、今の雪華の感情を彼女の代わりに表に出している様で……その感情を作り出す大元の想いを今は胸の奥にしまい込んだ。

(そう……今はいい、ヒナにはシグナムがついてる。だから私は――)

目の前の“敵”を倒すだけだ。刀を一陣振るい、刃を二人に突き付ける。冷気が刃を通して、二人を貫いた。

常識を超えた光景……しかし、ザフィーラは退かない。彼は仲間を護る盾の守護獣なのだから。

拳を構えるザフィーラを見た雪華が――空中に飛んだ。

「下がれヴィータッ!!」

「くそ……悪いザフィーラ」

叫び前に出る守護獣に対し、まだ戦える状態ではない少女は、自身の身体を歯痒く思いながらも大人しく下がる。無理に戦って、逆に足手まといになりたくはない。

そしてザフィーラも、思いの外冷静だった少女を見て安堵する。

確かに彼は盾の守護獣――だが、一目で強い者と判断出来る相手に、全力で戦えない者を護りながら戦えると思う程、彼は自信過剰ではなかった。

彼の判断は正しい。空中を飛ぶ雪華……彼女を護る様に飛ぶ、溢れた冷気が創り出す水と氷の竜。

さらに天候さえも支配する、氷雪系“最強”の刀。そんな称号を恣(ほしいまま)にするチカラ、それが――氷輪丸。

「いくよ、氷輪丸!!」

『オオオオオォォォッ!!』

叫び刀を振るう雪華。それを聞いた竜は主の命に応え、標的に向かって天‐そら‐から疾走する。

その速度は――

(迅い!!)

ザフィーラを驚愕させるには、十分だった様だ。しかし避けきれない迅さではない……そう判断したザフィーラは、突進してくる氷の竜を避けるため一気に空中に躍り出た。

結果、竜は標的のいない地面を衝突し、一瞬にして地面を広い範囲で氷結させて行く。確かに凄まじい力……それでも当たらなければ、そう彼が思ったのも束の間、目の前には刀を振り上げる雪華の姿があった。

「はぁっ!!」

「むんっ!!」

袈裟懸けに振るわれたそれを、ザフィーラは無論ただ受ける様な事はしない。

腕に障壁を発生させ、盾の守護獣に相応しい強度で刀を完全に受け止めたザフィーラ……が。

「なんだと!?」

刀身を受け止めた障壁が、その場所から氷結していきザフィーラの腕おも凍り付かせていく。

何とか障壁を切り離し、体勢を整える為に下降するザフィーラだが、それを雪華がただ許す筈も無い。

「いって、群鳥氷柱!!」

水から創り出した無数の氷柱が、雪華の周りに出現する。それが雪華が刀を振るうと同時に、ザフィーラに向かって放たれた。

小さい氷柱はの氷の竜より当然威力は落ちるが、迅さは圧倒的に上だ。それを証明したのは、先程氷の竜を避けたザフィーラ自身だった。

下降する彼にあっさり追い付いた氷柱は、それだけで無くザフィーラに容赦なく突き刺さる。彼も全身に障壁を張り巡らせ氷柱を防いでいくが、やはり障壁は殆ど意味を成さず凍り付き、ザフィーラを無防備なまま地面に叩き落とした。

これが『氷輪丸』のチカラ……触れればどんな物だろうが関係なく、例え強固な障壁だろうと氷結させる。氷雪系“最強”と呼ばれる所以の一つ。

「……まだだ!!」

しかし……そんな氷雪系“最強”のチカラを受けても、ザフィーラは倒れない。仲間を護る為、そして自身の主を悲しませない為にも倒れる訳にはいかないのだから。

正面の少し離れた場所に立った雪華も、少々驚いた様になる。
煙りが晴れ、ザフィーラが姿を現す。彼は力強く拳を構え、放った。

「縛れ、鋼の軛!!」

白い魔力刃が真っ正面にいる雪華に向かって、一気に地面から突き出て行く。

捕獲系拘束魔法『鋼の軛』

地面から魔力刃を出す特性上、空中などには出現させられないが、数十メートルまで伸びるその刃は敵が空中に居ようと逃さず、敵を突き刺し動きを止める、敵が逃げる道を塞ぐなどの攻守ともに優れた能力を持つ魔法だ。

雪華に迫る鋼の軛……先も言った通り空中に逃げる事も出来ず、遠距離からの攻撃は他ならぬ魔力刃によって防がれてしまう。

ならばどうする? 後退する……いや、しない。雪華は――魔力刃の中に突撃した。

これにはザフィーラも、もう何度目かの驚きを隠せない。そんな事をすれば、この無数の魔力刃の餌食になる。

が、雪華は魔力刃の間をあっさりと擦り抜けていく。それこそ、慣れたダンスでも踊るかの様に、美しく。どうやら、これも彼女達にとっては想定内――

『ちょっと待てこのバカ主!!』

――でもなかったらしい。魔力刃を避ける雪華にそう叫んだのは、彼女が持つ氷輪丸から……つまり冬獅郎だ。

「何よ冬獅郎、今忙しいんだけど!? って危なっ!!」

それに応える雪華も、そこまで余裕が在るわけでは無い様で、今も突如飛び出た魔力刃が脇腹辺りの服を切り裂き彼女の肌を露出させる。しかし、それでも雪華は進撃を止めない。

『ちったぁ自重しろバカ主!! お前が怪我した時、いちいち言い訳考えてスタッフの人に頭下げるの俺だぞ!!』

「そりゃあ悪うございましたね!! って言うかバカバカ言わないでよ!?」

『何度言っても自重しないからだこのバカ主!!』

この二人の関係……まるで兄妹の様なこの関係は戦いの中だろうと変わらない。

魔力刃を次々と突破する雪華――その服は、特にヒナギクとかには見せられない状態になっていたりするのだが――の前に立ち塞がったのは、一ヶ所に固まった魔力刃。躱して突破は出来ない……ならば、奥にいるザフィーラごと攻撃するだけだ。

「氷竜旋尾(ひょうりゅうせんび)!!」

氷輪丸の刀身に氷が集い、雪華が刀を横薙ぎに振るうとそれが氷の斬撃となって魔力刃を砕き、ザフィーラを襲う。

だが彼は盾の守護獣、氷の斬撃を上に飛んで避け後方に着地して、斬撃を放ち無防備な雪華に対し直接鋼の軛を――

「な……これは最初の――!!」

放つ前に、彼の足を地面の氷が氷結させる。そう、ザフィーラの言う通り、これは最初に雪華が放った氷の竜が激突した場所。消えて尚、その氷結能力は失われない……そこまで気付き、ザフィーラは愕然となる。

「気付いた?」

クス、と子供が悪戯に成功した時の様に笑う雪華。彼女が氷輪丸の切っ先を真っ直ぐザフィーラに定めると、彼を囲う様に氷の柱が成型されていく。

「ごめんなさいね。貴方、見るからに堅そうだったから、ちょっとした小細工を使わせてもらったの」

最初の竜の一撃……アレはザフィーラを狙った物ではなく、地面の凍結を狙った物。同時に、初撃を無駄にさせたと誤認させる為でもあった。

もう理解出来ただろう。今までの雪華の攻撃全てが、この為の布石。そして、それは見事達成された。

「その程度の凍結じゃ、貴方を短時間しか止める事は出来ないでしょうけど……十分よ」

そうだ、彼女にとってはそれで十分。全ての天‐そら‐は彼女の支配下。大気に在る全ての水が……彼女の武器だ。

ザフィーラの周りに展開された、氷の柱の葬列。それは彼を捕える“牢”に他ならない。

「捕えて――千年氷牢(せんねんひょうろう)」

雪華が言葉と共に氷輪丸をくるりと倒すと、氷の柱が一ヶ所に集いザフィーラを捕える堅固な“牢”となった。

捕らえられた者は、恐らく指一本動かせない……筈なのだが、雪華の表情は何処かすぐれない。

その理由を彼女自身がポツリと漏らした。

「……もしかして逃げられた?」

『見たいだな。補助の奴がかなり優秀らしい。ギリギリで今の奴を転移させたな。どうする、追うのか?』

「止めとく。……ヒナの方が心配だし、そういうのは“本職”の人がやってくれるでしょ」

そう言う雪華の視線は、空中に浮かぶ一つのサーチャーに注がれていた。巧妙に偽装されているが、雪華の戦いを監視――言い方は悪いが――していたのだろう。まぁ誰も好き好(こ)んで、凍り付けになる可能性のある戦闘に突撃したくはない。それ以外にも理由はあるのだが……。

でもやっぱり、ちゃんと説明しないと駄目なのかなぁ……とか雪華が思っていると、その後者の“理由”を作った人物が彼女に連絡を取ってきた。

【雪華さん、聞こえます?】

【なのはちゃん……どうしたの?】

【ここの事情説明は私がするので……行ってあげてください】

なのはの言いたい事は解る。彼女らしい気遣い……雪華は短く礼を言って、病院に向かって一気に飛んだ――









◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「第一級捜索指定遺失物、ロストロギア『闇の書』と“三人”の守護騎士……まーた面倒な物が来たもんね。ハラオウン執務官とも、因縁があるみたいだし」

「知って……いるだろうな、キミなら」

アースラ、ブリーフィングルーム。先程の雪華の戦闘から30分程度たったその場所には、フェイトとリンディを除いたアースラクルー、そして高町なのはが集まっていた。

理由は無論の事、今起こっている『魔導師襲撃事件』――延いては『闇の書』に関する事の為だ。

「そりゃあね。しっかし、フェイトちゃんも襲撃されて戦闘不能。ついでにデバイスまで破壊されてるとわね」

「済まない。僕のミスだ」

「別にキミの所為じゃないでしょ。寧ろ、フェイトちゃんとの戦いで消耗していたとはいえ、守護騎士二人を相手に単独で撤退に追い込んだのは流石だよ」


ただ事実を述べ、彼の純粋な実力を褒めるなのはの言葉を聞いても、クロノの険しい表情は晴れない。

アースラが再び地球に来る少し前、彼らも守護騎士により襲撃を受けていた。完全な不意討ちのそれに、フェイトは魔力を奪われデバイスが半壊、その他の武装局員も同じ様な状態だ。そんな中、唯一守護騎士二人を相手に立ち回り、さらには撤退に追い込んだのは他ならぬクロノなのだ。

守護騎士の一人には、カートリッジシステムを積んだデバイスを扱う者も居たというのに、たった一人で撤退に追い込むのは彼の日々培われてきた努力の証であり、彼の執務官としての実力でもある。

「でもどうするの? 今のアースラじゃ、明らかに『闇の書』とやり合うには戦力が足りないわよ?」

「その事なんだが……『刀』の所持者たちの力を借りられないだろうか?」

突然のクロノの提案に、少々予想外だったのか驚き、だが直ぐに唇に指を当て何かを考えるなのは。因みにこの仕草、なのはとさくらの二人が何かを考える時にする癖だ。

「う~ん、確かに良いところに目を付けたけど……オススメはしないわね。キミも見たでしょ、ベルカの騎士すら圧倒するチカラ。アレでも一部の力を解放する『通常解放状態』。刀剣の常識を超えたそのチカラは、同時に対人戦には全く向かない。要するに加減が効かないのよ」

なのはの言う事は、まさに正論だ。一対一での戦いでは無類の強さ発揮すると言われるベルカ騎士。そのベルカ騎士を相手に、通常解放状態でも立ち回れる『刀』とその所持者のチカラは凄まじい。

しかし、それは同時に加減が効きづらいという事も意味するのだ。半年ほど前の“時の庭園”での戦いでも、その片鱗が見て取れた。

天鎖斬月の様な例外を除き、普通『刀』のチカラは対人に使う物ではない。――所持者同士の戦闘でもなければ、だが。

「やはりか……いや、良いんだ。一般人の助けを借りる、という考え方自体がダメだからな」

「まぁそう落ち込まないの。それともなに? その『刀』の所持者の一人で、処刑人(エグゼキューター)の私が手伝うだけじゃ不満かしら?」

ピタリ、とクロノの動きが見事に止まる。ちょっとマテ、今聞き逃せないワードが二つほどあった気がする。

「なぁ、二つほど質問しても構わないか?」

「なに? やっぱり『出来損ないの魔法使い』じゃ不安?」

「いやそうじゃない。キミは『刀』の所持者だったのか……」

「そうよ。っていうか、時の庭園でも見せたじゃない」

……そういえばそうだ。最後らへんで、時の庭園を見事に真っ二つにしていた。その後の裏月の“アレ”で忘れていたが、確かにそんな事もあった。

「もう一つ質問だ。キミが手伝うとは、どういう事だ?」

「文字通りの意味。何だか大変そうだし、知らない仲でも無いしね。あら、駄目かしら?」

「い、いや。駄目などころか、此方としては大変助かるのだが……」

っていうか、戦力が不足しているこの時に、あの処刑人(エグゼキューター)自らが協力を申し出ているのだ。承諾する理由はあれど、断る理由は一つも無い。

無いのだが、いくら何でも急過ぎる。まぁただ、彼女の謎の急成長(胸以外)に驚きを隠せないまま話に望んだのだ。とても今更な気がするのは、気のせいではないだろう。

「そ。なら早速、情報収集といこうか。どうせあっちが動かないと、こっちも動けないからね」

「具体的には、どうするつもりなんだ?」

「言ったでしょ、先ずは情報収集。ホントは、フェイトちゃんのデバイスごと裏月さんに頼めればいんだけど……生憎、今は忙しそうだしね。だから――」

一度言葉を切り、なのはが不敵な笑みを浮かべる。それを見たクロノは、なんかもう嫌な予感しかしなかった。

「在るじゃない。時空管理局本局内に、管理局が管理する世界の書籍やらデータが全て収められた……超巨大データベースが」

「ま、まさか『無限書庫』か!? だがあの場所は、ろくに整理もされていないんだぞ……チームを組んで年単位で調査する様な場所をいったいどうやって!?」

なのはが目を付けたのは、管理局が誇る超巨大データベース『無限書庫』

ただ、あまりにも巨大であるが故の弊害として、中身のデータがほぼ全て未整理のまま放置されているのが無限書庫の現状である。

しかし、高町なのは――処刑人(エグゼキューター)は何の策も無く、そんな場所を口に出したりはしない。

「慌てない慌てない。今、私の家に居るのよ。歴史とか古い物が大好きで、そういう事が凄く得意な子がね」

そんじょそこらの人と、彼を一緒にしないでよね……まるでそう言いたげななのは。

そうだ、居る。偶然なのか、必然なのか。遺跡や古代史探索など過去の歴史の調査を本業とする人間が――

――ユーノ・スクライアが。









◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

何処かの“世界”。少なくとも、現実とは切り離されたその世界は――『孤独』だった。

……丘。ただ荒野が広がる丘。本当にそれだけで、何も無い様に思える。

そんな場所にただ一人佇む、金髪のツーサイドアップの髪を風でなびかせる少女、さくら。

ここは少女の世界であり、少女の世界ではない。少女が創り出した世界だが、少女の意思ではない。

正確には、少女の持つ『刀』が創り出した世界であり、その今の持ち主……ヒナギクの心理・精神世界。さくらや冬獅郎たちは本来、『刀』とは違う存在なのだから当然だ。

ヒナギクの“世界”は、何も無い『孤独』。誰も、誰であってもこの世界に入る事は叶わない。


――だが、荒野が広がる丘に、ひっそりと咲く二輪の花。小さいけど、確かに咲いている紅と蒼の花。

「なのはちゃん……ううん、ボクももう、お兄ちゃんに何もしてあげられない。ねぇ、こんな時おばあちゃんなら、どうする?」

二輪の花に触れ、さくらが言葉を紡ぐ。けど、言葉はただ風に乗って消えるだけ。誰も答えてはくれない。

「……分かる訳ないか。ボクは『通りすがりの魔法使い』で、おばあちゃんは『悪戯好きの魔法使い』だからね」

咲いた花は、烈火と氷華の花。だから、さくらは祈る事しかできない。

「どうか、この二輪の花が……シグナムちゃんと雪華ちゃんが――『希望』の花であらんことを」

さくらの祈りは、風に乗って何処かへ消える。歪んだ物語の中で、少女の“祈り”が届いたかは……まだ、誰にもわからない。
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  1. 2012/03/24(土) 23:52:13|
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