サクライロノセカイ/リリカルなのはなお話

えびえもん兼いかじゅんのブログです。リリカルなのはの二次創作などを書いています。

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開設~

ブログ開設~どうも、えびえもん、他の場所ではいかじゅんと申します。

このブログでは主に自分の日記、そして『魔法少女リリカルなのは』の二次創作を書かせていただきます。

尚、ここに投稿する小説は同時に『ハールメン』さまにも投稿しています。

なんだかんだで、なのはでもユーノ×なのは……所謂ユーなのが大好きなので、そこら辺をご了承ください。
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  1. 2031/03/15(土) 22:59:34|
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魔法少女リリカルなのは バレンタイン記念小説・中編 『なのはの天秤』


圧倒的なデータ量を解析し、高町なのははデータの海を掻き分けて行く。その中で、彼女の中の過去の記憶が流れ、ビジョンとして映し出されていく。

スパルタ教育のさくらとの、少し特殊な方法での修行。ゼスト・グランガイツとの死闘。様々な事件の記憶。

どれも、瞳を閉じれば昨日のことのように蘇る記憶――

『皆が……もっと幸せに、安心して暮らせる世界になって欲しいね』

――忘れられない少女との“約束”。その想いを胸に、彼女は今を駆け抜ける。そして、データの奔流を抜け出し……光が弾け世界が構築された。

「…………」

ゆっくり、肉体を構築し白いコートのバリアジャケットを羽織り、高町なのはは夢の世界へと舞い降りた。

目の前に広がる光景は、見慣れた自分の故郷……極めて普通の生活を送る幼い自分――そう、朝の夢と同じ光景だ。

(じゃあ、朝の夢はユーノくんの……?)

いや、だがユーノには自分が学校に通っていたことなど教えていないし、ユーノが来た頃にこの姿になったので通うに通えず(別の理由もあるにはあるが)彼は学校の存在すら知らない筈である。

だから彼がこの夢を見るには、些か矛盾が生じる。まぁ、夢など所詮は矛盾だらけの物なのだが。

「……キミが初めてだよ、生身のままこの中に入って来たのは」

「そう。貴方は、随分と悪趣味なのね」

突如、夢の中で背中越しの声に反応し、さも当然と言うかの様に振り向くなのは。

――そこに居たのは、ユーノ・スクライアその人。

「勘違いしないで欲しいよ。この姿は、僕が望んで持った物じゃないんだ」

「何でもいいわよ、そんなこと」

いや、ユーノ・スクライアの身体を借りた“何か”というのが正しい。が、なのはにとってはどうでも良いのだ。まだ予測範囲内……目の前のユーノの皮を被った何かの正体も、大方の見当はついている。

「アンタ、このロストロギアの管理人格か何かかしら?」

「そうだよ。まぁ、持ってる権限なんて高が知れてるけどね」

なのはの冷ややかな瞳に見つめられても、彼は思いの外あっさりと自分の正体を認めた。

管制人格……かつて闇の書の管制人格であった、リインフォースを想像すれば早いだろう。ただ、このロストロギアは闇の書と違い暴走したから管制人格に殆ど権限がない、という訳ではなさそうだ。

「じゃあ、ユーノ君を解放する権限なんてのは……」

「無いね。この『ユメミノタマゴ』は、組み込まれたプログラムをただただ実行するだけさ。それに――この夢は、キミが望んだ夢だよ?」

ぴくり、となのはが瞼を動かし微かに反応を示す。

発動時、捕えた対象を夢の中に強引に引きずり込み、その人が持ってるうちに秘めた“願望”や“願い”を見せて、永遠の眠りにつかせるロストロギア――それがユメミノタマゴの筈だ。

しかし、今管理人格は“キミが望んだ夢”だと言った。

取り込んだユーノではなく、なのはの夢だと。尚も管理人格は、極めて冷静に言葉を続ける。

「いや、正確にはキミの意識がこの身体の人格とリンクし、キミの願望を叶えたいと望み……この世界が生まれたのさ」

「…………」

「つまり、ここはキミの心の願いが叶えられた世界。キミが望めば、ずっとこの世界で――」

――管制人格の言葉は、唐突に遮られる。かつて、時空管理局執務官のクロノ・ハラオウンですら反応できなかったライフルの閃光。その一陣が、ユーノ・スクライアのハニーブロンドの髪を揺らす。

真っ直ぐに、一瞬にして握られていた白いライフルを構え、なのはは冷徹な瞳で管理人格を睨む。

「くだらないわね。さっさと、ユーノ君を返してもらうわ」

「……何故だい? キミは自分の願望を叶えたくないと? そんな人間、普通はいないんだけどな」

「そうね。確かにここは、私の心の奥底を叶えた場所ね」

ただただ平凡に、今の様な争いの無い自分の世界。

――誰よりも戦いが“嫌い”な、高町なのはが心から望む世界、なのだろう。

けれども、それは彼女の奥底の話でしかないのだ。

「でもね、私にはやることがあるの……それに比べたら、私の人生も、願望も、命だろうと取るに足らないのよ」

「壊れてるね。そんな人間、普通はいないよ」

「あぁ、言ってなかったわね――」

そう、“高町なのは”は壊れている、歪んでいるのだ。本来は、甘くも優しく、自分の夢を持ち管理局にでも入っていたのかもしれない。

だが、そうはならなかった。それは、市丸ギンと出会った時か、それにより常人の数倍の速度で成長した時か、芳乃さくらと出会った時か、それとも力だけでは笑顔になど出来ないと分かった時か。

フッ、と微笑を浮かべ、彼女は冷徹な瞳で管理人格を見据える。

何処かが狂い、歪み、それでも突き進むと決めた時、今の彼女は誕生した。

そうだ、高町なのはが背負うべき業-カルマ-。その名が――

「私は『出来損ないの魔法使い』……高町 なのは。壊れてて、当たり前の存在なのよ」

人を笑顔にすら出来ない、力で人を助けることしか出来ない。だから彼女は――出来損ないの魔法使い、高町なのはだ。

なのはの言葉を理解したのか、それとも理解できなかったのか。それは彼にしか分からないが、管理人格は手を開き、言葉を紡ぎ出す。

「……そうか。ならば、管制人格の使命に従い、侵入者であるキミを排除するしかないね」

「へぇ、アンタが戦うの?」

「まぁね。言ったろう? “僕が持ってる権限なんて高が知れてる”って。だから、その数少ない権限を使わせてもらうよ」

言い、管制人格は手の平にエクスシアと色違いの翠色の宝石を浮かばせ、一瞬眩しい光を放ちデバイスを展開する。

そして、次の瞬間にあった光景に、なのはは目を見開き初めて動揺を表に現した。

「アンタ……それは!!」

「この子の中にあった記憶から、一番合いそうなのをここの魔力を使って組み立てて見たんだ。魔力だけは、無駄に余ってるからね」

なのはの動揺を尻目に、デバイスを展開した管制人格が緑のシールド型の遠隔防御兵器『ホルスタービット』を動かし、その内部から対になる遠隔殲滅兵器『ライフルビット』を一気に展開し――

「なかなか、面白い曲芸だろう?」

――緑色の閃光が、なのはの視界を覆い尽くした。

無数の閃光がビルのガラスを壁を、地面も無差別に貫き凄まじい砂ぼこりを上げる。

その殲滅力を目の当たりにして、しかし放たれた閃光を超える速度で飛翔したなのはが、古い記憶を掘り起こし、この場で作製されたというデバイスの原初を確かに確信していた。

「間違い、ないわね」

『Yes.Master. アレは、私の製作者である裏月が設計した、私の能力を連射砲撃面に特化したデバイス――デュナス』

つまり、エクスシアの兄弟機ともいえるデバイス。エクスシアの持つ超高速飛行能力を、短期かつ極限まで高めたのがシュテルの『ルシュフェリオン・シュロウガ』ならば……デュナスはエクスシアの遠距離殲滅砲撃能力を数をさらに増やすため、数十を超えるビットにて砲撃連射を極限まで高めたデバイスだ。

しかし、デュナスはなのはのエクスシアやシュテルによって日の目を見たシュロウガと違い、結局は設計されることがなかった。それは何故か? 答えは――

「!!」

『Master.!!』

エクスシアの警告よりも早く、なのはは翼を自分の身体の一部の様に扱い、圧倒的な速度で飛翔し離脱する。

だが、エクスシアの持つ圧倒的な速度の飛行能力を以ってしても、振り切れぬ程の閃光がなのはへと襲いかかる。

なのはの先を予測する様に放たれる閃光を、彼女は驚異的な空間認識能力と反応速度を以って旋回や上昇などを繰り返し回避……が、その回避した先にも無数の閃光が押し寄せる。

「こ……のぉ!!」

それを強引なターンで回避するが、尚も一人の魔導師を相手にしているとは思えぬ程の物量が迫ってくるため、足を止めている暇はない。

――エクスシアが比較的……と言っていいのか、一対一でも一対多数でも戦える様、戦局によって武装を変更できるバランスの取れたデバイスに対し、シュロウガ及びデュナスは完全に専用武装にて、極端に特化されたデバイスなのだ。
デュナスの場合は、圧倒的な物量にて接近などさせなければいい……そんな考えが浮かび上がる。

無論、デュナスに所持者が見つからなかったのは、使う為に必要な無茶苦茶な条件を満たさなければいけなかったからである。まず、これだけのビットを制御する為の情報処理能力と連射砲撃に必要な魔力量、そして空間認識能力だ。

――それが今、奇しくも満たされてしまった。

それぞれの得意分野、と言えるだろうか。空間認識能力という点ではなのはの方が優れるが、情報処理能力という点ではユーノ・スクライアの方が優れていると言える。魔力量は……管制人格が言う様に、有り余っているのだろうことが伺える。

本来、デュナスはなのはとユーノ、二人が揃って完成するデバイスなのかもしれない。

しかし今、なのはにそんな事を考えている余裕はない。段々と、此方が反撃できない為に詰め将棋の様に差が詰められて来ている。

これが加速力という点ではエクスシアより優れるシュロウガか、もしくはフルドライブを起動すれば振り切れるが、いくら魔力量がバカげているなのはと言えどユーノを助ける条件が分かっていない以上、出来るだけ魔力は温存しておきたい。

――と、そんな事を考えている間に、空間認識能力に優れる彼女がエクスシアより早く、迫る閃光に気付き速度を上げようとし……エクスシアの内部回路が、なのはの反応速度について行けず悲鳴をあげた。

「ッ!!」

『Master.!!』

以前の検証結果では、神羅を発動させたなのはの反応速度に、いずれエクスシアがついて行けなくなるという答えが出ていた。が、今は『神羅』を発動すらしていない反応速度ですらついて行けなくなっている。

その一瞬だが反応が鈍ったのが、戦場では致命的な差となる。ほんの少しだが、回避より閃光がなのはを貫く方が早い。足を止めて迎撃すれば、残りの閃光も全て防ぎ切らねばならない……なのはの選んだ答えは、エクスシアと同調した。

なのはを狙った一陣の閃光が、シールドの前に弾かれる。しかしそれは、彼女が展開した魔力フィールドではない。

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  1. 2013/03/21(木) 23:24:15|
  2. 烈火の翼
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魔法少女リリカルなのは とある魔法使いと烈火の騎士のお話 プロローグ


出逢いは平凡。けど、その後は決して平凡な物ではない。

よくある出逢い。でも、出逢い人物は普通ではない。

これは物語。繰り返す、始まりと終わり、そして始まりと繰り返す一つの物語。

――一人の魔法使いと、本来の道を歩む烈火の騎士が出逢ってしまう、始まりの物語。

まだ熱さが本格的に残る、8月下旬の街。田舎過ぎず都会過ぎず、海と山近くにあり空気も澄んで綺麗な街、海鳴。

ミンミンと鳴り響く蝉の鳴き声を聞き流し、麦わら帽子を被った一人の少年が、ポツリと思った。

(さくらさん……まだかなぁ)

麦わら帽子からは長い金色の髪を覗かせ、その容姿は女優ですら素足で逃げ出す程に美しい――男なのだが。

そんな彼が、公園のベンチでボーっと待っているのは彼女……などではなく、立派な彼の保護者となっている人物である。いつもは時間には間に合わせる人なのだが、今日は珍しく遅れるとの知らせをさっき携帯で受け取った。

だから、涼しい場所で待っていれば良いのだがそんな気分ではなく、かといってただ待つのも――

(……かったるい)

という訳である。噴水があり、美しい草木があり、騒がしい子供の遊び声も聞こえる。だが、飽きる物は飽きるのだ、仕方がない。だが、動くのもかったるい。かったるい星人、ここに極りである。

とはいえ、本当にすることが無いのは困った物だとは思う。はてさて、どうしたものかと思ったその時――一陣の風が吹いた。

それは突然で、無意識に手で麦わら帽子を押さえる前に、麦わら帽子は空へと舞い上がり彼の芸術的なまでの容姿が露になる。しかし、注目されるのは慣れた物なのか、視線を特に気にも止めずに麦わら帽子の行方を追いかけ――一人の女性が、流される帽子を手に取った。

偶然か必然か、運命の悪戯か、麦わら帽子を手に取った桜色の髪をポニーテールに括った、凛々しい女性はゆっくりと彼へと近づき、彼の容姿を気にもせずに麦わら帽子を突き付け、言った。

「…………お前のか?」

――瞬間、会話は完全に途切れたと言っていい。いやそりゃあ、麦わら帽子が飛んだところを見ていてわざわざキャッチしてくれたのだろうから、彼女は彼が帽子の持ち主だと解っている筈だ。

なのに、わざわざ持ち主か聞くだろうか普通? 持ち主が解っていて聞くのは天然か……不器用な人かどっちかだろう。おそらく、彼女は後者に当たる。

その凛々しい容姿に反して、不器用とは何かおかしく思い、彼は思わず吹き出しで笑ってしまった。

「な、なんだ突然?」

「いえ、何でもないです。ありがとうございます」

しっかりお辞儀をし、彼は麦わら帽子を受け取る。彼女も、何やら釈然としない様子だったが普通に帽子を渡してくれた。

――珍しくて、そして面白い人だ。なにが珍しいかは、彼にしか解らない。しかし、初対面で面白い人というのは失礼な気がする、と麦わら帽子を被りながら彼はクスリと小さく笑った。

だが、いくら大きくない街と言えど、偶然会うなど二度はないだろう。それに、遠目から待っていた人が走ってくるのが見える。

お別れ――けど、その前に“かったるい”気まぐれを起こして見るのも、たまには良いかもしれない。そう思い、彼女の瞳を見つめたまま、彼は言った。

「紅(くれない) 刹那(せつな)です。私の名前……ついでに、こんなのでも男なので」

「刹那……か。私はシグナムだ」

普通の人は驚く筈の後半の告白をあっさりとスルーしながら、彼女は……シグナムは平然と自分の名前を言う。不器用かと思えば、突然のことにも軽く対応する器用な面もあるらしい。

やはり、面白いと思いながら、刹那は地面の置いてあったバイオリンケースを持ち、シグナムとのすれ違い様に口を開いた。

「じゃあ“また”――シグナム」

それは何故か、本人も解らぬ程に確信を込めた言葉だった。離れて行く二人の距離……だが、それでも何故か確信があった。

「お待たせ刹那くん……って、何かあったの? なんか嬉しそうだけど」

1分もしない内に現れたのは、小学生くらいの可憐な少女。金色の髪をツーサイドアップに括り、碧い瞳は見る物の視線を釘付けにする程に澄んでいる。

一般から見れば、彼らは姉妹になるのだろうが、全く違う。刹那が“弟”で彼女が“姉”である。

はて? と彼が上機嫌なのを不思議に思い、唇に人差し指を当てる彼女に、彼は微笑んだ。

「――まぁ、たまにはかったるい事をするのも悪くないって、思っただけです」

その笑みを見て、さらに先ほど何やら話している様に見えた刹那とシグナムの光景を思い出し、彼女はははーんっとニヤリと笑いからかう様に言った。

「……一目惚れでもした?」

「――ばっ!! 姉さん何言ってるんですか!? なんでそんな……か、かったるいことを……」

「ちなみに、刹那くんがボクを姉さんって呼んでくれる時は大体図星で、『かったるい』を言い淀む時は、嬉しい時か恥ずかしい時だよねぇ」

全て正確に言い当てられ、真っ赤に染まった顔を隠す様に麦わら帽子をさらに深く被り、刹那はずかずかと歩き出した。

「行きますよ!! かったるいんですよ私は!!」

「はいはい。急がない急がない」

そうして、二人の魔法使いは公園から姿を消す。

そう――これが始まり。よくある平然な熱い夏の、よくありそうな出逢い。

そんな時に始まった――歪んだ物語の一つだ。



















────────────────────

え?なんでこんな話を書いたかだって?いやその……ツイッターでいろいろありました(((

てな訳で、このお話はもともと自分の初期作品を今リメイクしたらどうなるかって感じです。だからこそ、自分の作品にしては珍しい普通のシグナムが出てます。

ま、それでも原型を留めて無いうえに、もう一人の芳乃さくらこそ『桜の魔法使い』も普通に出てますけどねww

多分、しばらくは刹那とシグナムとさくらしか出てこないかもしれませんねー。まぁさっさと原作に入る可能性もなきにしもあらず(笑)

それではまぁ、このお話に次回があればまた。感想等々もお待ちしています。次回をお楽しみに!!
  1. 2013/02/20(水) 03:26:27|
  2. 魔法少女リリカルなのはA's
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魔法少女リリカルなのは 烈火の魔法使いの出逢いの物語 D.C.(ダ・カーポ)クロス編『二人のさくらと枯れない桜』


「『芳乃さくら』……さくらさんと、同じ名前……」

「ふぅん、その様子だとボクと容姿も同じなのかな?」

は、はいと動揺しながら答える青年は桜内(さくらい) 義之(よしゆき)……偶然、と言って良いのだろうか、桜の魔法使い――芳乃さくらと黒い影の戦闘に巻き込まれた彼はさくらの手を取り立ち上がり、自分の知ってる“さくらさん”と違うところを見つけ様としていたが……

(ま、全く同じ……)

――その容姿、声、瞳の色。それら全てが自分の知る“さくらさん”と同じだ。

そんな“偶然”に驚きを隠せない義之の様子を見て、さくらは一人軽く思考の海に入り込んでいた。

(偶然……な訳ないよねぇ。おばあちゃんが知らせた場所に、ボクと同姓同名、しかも同じ容姿の人がいる――確信犯か)

まぁそんな事だろうと思った、と相変わらず狂った様に舞う桜の中で、静かにため息を吐いた。

だが、彼女の“悪戯”には大抵何かしらの訳がある。彼女なりの、何かしらの理由が。

今回は珍しく下調べをしなかった自分のミスもあるが、世にも珍し(とはいえ、“咲かせるだけ”ならば彼女にも簡単に出来るのだが)枯れない桜のある場所で、しかも過去に“彼”が討滅したはずの存在が現れたとなれば、逸る気持ちを抑えるのは難しいだろう。

はてさて、取り敢えず、だ。

「……謝りに行かないとね、その“さくらさん”って人に」

「え?」

「だって、君のその感じからして、たぶん義之くんの保護者みたいな人でしょ? だったら、君をこんなことに巻き込んだ責任取らないとね」

「え、いやでも……」

さくらの提案に対しやけに曖昧に言葉を濁す義之に、あぁと彼女も気付く。

前提条件が違った。桜内義之は確かに“異質”な存在ではあるが、魔法に関しては恐らく殆ど知らない人間なのだ。だから“さくらさん”という人物にしても、無関係だと思っているのだろう。

が、決して無関係ではない、とさくらは推論を立てた。あの黒い影に関しては、直接的な関係は無いに等しいだろう。

だが――と彼女は再び碧い瞳を向けたのは、聳え立つ『枯れない桜』。これについては、ほぼ確実に無関係とは言えない。ま、そういったことを含めて、直接聞くより調べて解き明かすのが自分の性格なのだろう、とさくら自身が思う。
そして、謝りに行くことについては、どうやら向こうが先にこっちに来てしまったらしい――

「義之くん!!!!」

この一帯に響く、いつになく必死な声。その声に義之が振り向くと……よほど焦って来たのだろう。木に手を付いて、荒い息を必死に整える彼女の――『芳乃さくら』の姿があった。

特に外傷も見えない義之の姿に、安堵の表情で胸に手を当て息を吐くさくら……だが、義之の隣にいる人物を見て息を呑んだ。

金髪のツーサイドアップ。小学生と見違えそうなその姿。碧い瞳。そのどれを取っても、義之の隣にいる人物は自分と瓜二つ。

魔法使いの碧い瞳は交錯し――時を超えた物語は、枯れない桜の下でゆっくりと動き出した。









魔法少女リリカルなのは 烈火の魔法使いの出逢いの物語 D.C.(ダ・カーポ)クロス編『二人のさくらと枯れない桜』









◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「この度は、義之くんをこんなことに巻き込んでしまい、申し訳ありませんでした」

そう言って、純和風の学園長室で自分と瓜二つの人物に深々と頭を下げるのは、『桜の魔法使い』であるさくらだ。

「そ、そんな謝らないでください!! 元はと言えば……」

「いいえ。『枯れない桜』に“アレ”が取り付いた元の原因は、此方にあります」

正確には過去に“アレ”を討滅しきれていなかった“彼”に責任があるのだが、それを含めて今は自分が責任に取るべきだと彼女は考えていた。

対して、この『風見(かざみ)学園』の学園長であるさくらは、目の前の彼女の謝罪に困り果てていた。後で説明する、という約束でこの場にはいない彼、桜内義之の言葉通りならば、彼女は彼を守ってくれたのだ。感謝しこそすれど、謝らせるのは筋違いだ。

とにかく、このままでは埒が開かないとばかりに、学園長のさくらが言葉を放った。

「それより、義之くんを襲ったのは……」

「――淀んだ意識の集合体、としか言えません」

というより、その言葉が一番あの“黒い影”の正体を現している、と言えるだろう。

「意識の集合体……」

「そう。“アレ”は人の『願い』や『想い』といった感情を食らい、力を強める――だからこそ、この『枯れない桜』を選んだ」

今度こそ、義之の無事な姿を見て一番は安堵したさくらの表情が、冷たく青ざめた。

それはつまり、あの『枯れない桜』が原因――義之を危険にさらしたのは、自分の考えの甘さが――

「ですが、枯れない桜に取り付いたのは本当に偶然です。何度も言いますが、元の責任は“私”にあります」

そんな彼女の表情を見て取ってか、すかさず何度目かのフォローを入れるさくら。だが、あの様子を見るに恐らく『枯れない桜』は――

(いや、そこだけで判断するにはまだ早い)

情報が足りていない段階で判断するのは、推理としては成り立たない。そうなる迄の段階……それがまだ抜け落ちている。

――キーワードは『桜内義之』、『枯れない桜』……の起源。まだその程度だろう。

「で、でもボクは――」

「だから――義之くんは私が絶対に守ります」

さくらの、何かを吐き出す様な言葉を敢えて遮り……彼女は『桜の魔法使い』としての言葉を放った。

「『桜の魔法使い』の名に誓って、義之くんには指一本触れさせません」

「どうして……」

「義之くんを巻き込んだ責任、もあります。けど――義之くんに対する個人的な興味も、あったりして……」

うにゃ? というのは学園長のさくらから出た声……一方の魔法使いはあぁやっぱりな、という感じで霧散した硬い空気を感じていた。

「いやその、私って他の人から見ると“好奇心旺盛”みたいで……不謹慎かもしれませんけど、元はと言えば『枯れない桜』の謎が気になってここに来たのが半分の理由なんです――繋がる気がするんです。私が“芳乃”の性で、貴方と同じ容姿な理由も、あの枯れない桜が握ってる気がして。その過程で、義之くんにも興味が出たんです」

「……それを解き明かしたら?」

「うーん……個人的な興味を満たしたいだけなので、言い触らしたりはしません。でも、私は解くと決めたらその謎は必ず解きます」

まぁ、解いたところでどうするのか、と聞かれれば……よほどのことで無い限り他人に何かを言ったり、それを咎めたりはしない。第一、勝手に相手の隠し事に土足で踏み込んでいる時点で、そんな資格はないと彼女は考えていた。

「……その謎がもし、許されないことだったなら?」

「それが貴方のことを指すのなら、もしかしたら謎を解き明かすだけで終わるかもしれませんね」

それこそ、どうしてと問いたくなった。自分は恐らく、許されないことをしたのだ。今はあり得ない“可能性”をこの世に生み出した、のだから。

だが、桜の魔法使いは優しげに笑みを浮かべる。それは何故か――遠い記憶の大切な人と、重なった。

「知ってますから、貴方と似た様な人」

「ボクと……?」

「えぇ。普段は飄々としてるくせに、寂しがりやなんです。それでいて傷つきやすくて、何でもかんでも抱え込む人を、二人ほど」

う……といきなりそんな事を言い当てられて、気まずそうに瞳を逸らすさくら。今頃、その問題の二人――甲斐性無しと悪戯好き――はくしゃみでもしてる頃だろうか。
そしてそんな人は、人が何でもかんでも不幸になるような事はしない。もしそうなったとすれば、恐らくは――

「ともかく、義之くんは私が守ります。それは……信じてください」

もう一度、信じてもらう為に深々と頭を下げる。だが、初対面の人物に“信じろ”なんて酷なことだろうとは思う。

しかし彼女は……芳乃さくらは、彼女を信じて見ようと思った。それは、運命の巡り合わせか、時を超えた必然だったのか……彼女自身も、信じてみたくなったのだ。

「――信じます、貴方を。……ボクも、力の限り義之くんを守りたいから」

――彼の、桜内義之の■■として。

「それに、何だか貴方は他人の様な気がしなくて……」

と言うより、同じ名前で同じ容姿で魔法まで使える、となると他人の気がしないのは当たり前だろう。
にゃはは、と場を和ませる様に笑い言うさくらに、魔法使いは確信を込めて微笑し……言った。

「他人じゃないですよ、きっと」

「……その謎も、貴方が解き明かす?」

「ふふっ、この短時間でそこまで私を……互いを理解できる、からね」

最初の重苦しい雰囲気はどこへやら、楽しげに笑う二人。容姿も相まって、他人から見れば二人は双子の一時にしか見えないことだろう。

そう他人ではない……全ての答えは、恐らく『悪戯好きの魔法使い』が握っているのだろう。

だが――他人に答えだけを聞いて解かれた謎など、何が面白い? 自分で調べ、自分で手掛かりを聞き、自分で推論を組み立てる。だからこそ、解いた時の快感が一層強くなる。

(……これ、誰に似たんだろ?)

ふと、たまに彼女はこう考えるが、悪戯好きの魔法使いに聞いたところ『誰の遺伝でもないねぇ……ただ、謎解きと研究に違いはあれど、集中するとご飯を食べるのも忘れるのは、私の姉に似たのかねぇ?』と、どこか懐かしそうに語っていた。

詰まるところ、この他の人曰く“超好奇心旺盛”は自分特有の物らしい。嬉しいのやら、悲しいのやら……。

――それはともかく、桜内義之を守る――まぁ、相手はしばらく引き籠もっているだろうし、万が一に備えて、だが――にしても、この地に隠された謎を解くにしても、今の自分の身分では弊害が出る。

しかし、目の前の学園長と自分の資格があれば……。ニヤっと突如指を唇に当て、表情を変えた桜の魔法使いを見て芳乃さくらは首を傾げた。

「それはそうと、一つちょっとしたお願いがあるんですよ――」

ちなみに、悪戯好きの魔法使いから続く桜の魔法使いの家系には一つ共通点があったりする。

――“ちょっとしたお願い”が、決して“ちょっとした”ではないことだ。









◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

翌日、桜内義之は教室の自分の机でボーっと考え事をしていた。

それは、悪友の板橋(いたばし) 渉(わたる)。友人の月島(つきしま) 小恋(ここ)、雪村(ゆきむら) 杏(あんず)、花咲(はなさき) 茜(あかね)の通称“雪月花”三人娘の声にも上の空な反応しかしなかった程だ。

彼が考えていることは、もちろん昨日のことである。本当にアニメの中みたいなこと――まぁ本当に多少なら魔法が使える自分に言えることではないのだが――があり、自分の保護者と同じ容姿の人物が助けてくれたのだ。気にならない訳がない……が。

(結局、さくらさんは『今日になったら分かる』、の一点張りだったしな……)

そう、珍しく早く帰ってきたさくらから聞かされたのは、その一点張りだけなのだ。結局、アレが何なのかも判らず仕舞い……まぁ、もう大丈夫だということらしいし、久しぶりにさくらさんが本当に楽しそうな笑顔を見せてくれたから、それは良いと言えば良いのだが……。

(気になる物は、気になるよなぁ)

結局、桜の魔法使いと名乗った彼女はどこに行ったのか、という疑問が全く解けずに、悶々としてまたため息を吐く義之。

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  1. 2013/02/18(月) 03:33:07|
  2. 烈火の魔法使いの出逢いの物語
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魔法少女リリカルなのは 烈火の翼 バレンタイン記念小説『なのはの最悪のバレンタイン』前編


ゆっくり、ゆっくりと空間が構築されていく。そこで、女性は目を覚ました。

(夢の中で、目を覚ましたってのもおかしい気がするけど……ね)

あぁ、もうこの感覚は解る。間違いなく“人の夢の中”だ。珍しく、自分の記憶が“再生”されなかったと思えばこれだ。

(これ、安眠妨害で訴えられないかしら?)

いや、その場合はプライバシーの侵害とやらで自分が訴えられてしまうのだろうか?と自分の能力に対して、非常に他人事の様に考える女性、高町なのは。

『他人の夢を見る』。この能力こそ、出来損ないの魔法使いである彼女が唯一持っている魔法にして、唯一制御できない魔法。

他人の夢ほど自分勝手な物もなく、他人の夢ほど見せられて暇な物はない、とこの能力を持って実感したなのは。

――さて、本日は誰の夢なのか……と、浮遊感のある身体で視線を巡らせて、

(……私?)

気付く。目の前に広がる光景は、見慣れた自分の故郷……そして、視線の先にいたのは――自分だったのだから。正確には、今の彼女より身長は遥かに低く、学生服を身に纏い、友人達と話をしながら通学しているという、今の彼女からすれば遠過ぎる“普通”の日常風景。

(って事は、この夢は私の知ってる人の夢か)

父か母か、兄か姉か、はたまた友人か。誰かは知らないが、随分とまぁ酔狂な夢を見ているなとは思う。

そうして、誰の夢かと思考を巡らせているうちに――彼女の意識は、現実世界へと回帰した。












魔法少女リリカルなのは 烈火の翼 バレンタイン記念小説『なのはの最悪のバレンタイン』













◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「師匠、どうしたんですか? なんか考え込んでるみたいですけど……」

「なんでもないわフェイトちゃん。それと、師匠は止めなさいと何回言えば解るのかしら?」

あはは、すいませんと直す気が全くないフェイトを見て、一つため息を吐いて喫茶店の飲み物に口をつけるなのは。

彼女達にしては、珍しく二人揃った休日。なので、取り敢えず喫茶店で時間を潰してみたが……やはり、なのはの頭に浮かぶのは今日見た夢の内容ばかりだった。

誰があんな夢を見たのか、謎は深まるばかり……可能性としては、フェイトが見たとも考えられるのだが。

「ど、どうかしましたか師匠?」

「いや、立派に育ってくれておねーさんは嬉しいな。って思っただけよ?」

「そう思うなら、その全く笑ってない表情止めてくれません!?」

――無駄なところ(胸)ばかり育ちおって……と、極めて個人的な事情になってしまうので、考えるだけ無駄な様である。

そういえば、と彼女がガラスから外を見ると妙に女性達が浮き足だってるな、と先程から思っていた。そうして、彼女にしては珍しく今さらながらに気が付いた。

「そういえば、明日ってバレンタインだったっけ?」

「わ、忘れてたんですか? ユーノには……」

「何でユーノくんが出てくるのか知らないけど、互いに仕事入ってるんだから会う訳ないでしょ」

断言した途端、フェイトがガックリとうなだれた事に何故かイラッとするなのは。

何だか、みんな誤解している。なのはがユーノに持っているのか、個人的な興味のみだ。決して、皆が期待している様な物ではないと断言できる。

その“興味”という感情を理解しきれていないのは、彼女自身であると本人はまだ気が付いていない様だが。

――ユーノからの着信を携帯が示したのは、その時だった。

「ユーノくんから……?」

何だろう、彼は今日も仕事の筈だが……と、何やら期待した表情のフェイトの頭にチョップを入れて黙らせ、なのはは携帯の着信に出た。

『な、なのはさん!! 司書長が……司書長がぁ!!!!』

――ユーノからの着信なのに、聞こえてきたのは無限書庫の司書の声だった。なのはともよく話す、人当たりの良い司書の一人だ。

そんな司書が、ユーノの携帯を使ってなのはに切羽詰まった声で連絡を取る……なのはならば、異常があったのだと理解するのに一秒もかからなかった。

「――すぐに行きます。事情は移動しながらでお願いします」

すぐに立ち上がり、喫茶店の会計を手に走り出すなのは。彼女の表情を見たフェイトが、異常があったのだと理解し彼女に続く。

目指すは、ユーノ・スクライアが司書長を勤める『無限書庫』――どうやら、バレンタインの様に甘い1日にならないのは確かな様である。














◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「なんですか……あれ?」

フェイトが茫然自失と呟いた場所は、時空管理局が誇る情報機関『無限書庫』

その名の通り、無限とも思える本が収められているのだが……その空中で、真っ黒い巨大な“卵”の様な物が浮いていた。さらには、無重力空間である筈の無限書庫に、何故か重力が存在しており、フェイトと司書、そしてなのはは設置されている柱の上でそれを見下ろしていた。

ポツリ、卵を見たなのはが呟く。

「ロストロギア『ユメミノタマゴ』……また、面倒なのが出たものね」

「な、なんですかそれ……」

「発動時、捕えた対象を夢の中に強引に引きずり込み、その人が持ってるうちに秘めた“願望”や“願い”を見せて、永遠の眠りにつかせるロストロギア。相手の欲求を満たすだけあって、脱出できた例はなし。さらに、時間が経てば対象を完全に吸収し転移してジ・エンドってね」

極めてふざけた様子で答えるなのはだが、その目は全く笑っていない。今までの事例が確かなら、残された時間は少ない上に取り込まれたユーノは助からない可能性の方が……。

瞳を閉じて、また開くなのは。見据える先は、ユーノを助ける道のみだ。

「時間がありません。なんでこうなったかは後回しで、私が今すぐ突入して――無限書庫司書長・ユーノ・スクライアを救出します」

「で、出来るんですか!?」

「と、言うより、私にしか出来ないでしょう」

司書の驚きにも淡々と答え、突入準備の為にエクスシアの翼を展開して飛び立とうとするなのは。

正確には、彼女の構築体(マテリアル)であるシュテルも同じく強引に突入可能なのだろうが。今彼女を待っている時間は残念ながら無い。

「フェイトちゃんはこのまま待機。自己の判断で行動しなさい。ただし、攻撃したりしないこと」

「な、なら私も――」

「言ったでしょ。これは“私しか突入出来ない”のよ」

誰もが突入できるならば、助けられた事例くらいある筈だ。だが、それが無いのだから普通の人間は突入出来ない。本来は、彼女とて例外ではない。

――身体の半分以上がデータで構築されている、なんてふざけた身体でなければ。

「あと一時間もしないうちに突入できなくなって、ランダムに転移して誰かの手に渡ります。その前に、ユーノ・スクライア司書長を救出して――ユメミノタマゴを中から破壊します」

時間がない、その言葉通りになのはは機械的な翼を羽ばたかせ、一気にユメミノタマゴへ突撃する。

後ろからフェイトの「師匠!!」と叫ぶ声を聞き流し、ユメミノタマゴに触れ――己の身体を操り、中へ強制的に入り込んだ。

――どうやら、人生最悪のバレンタインになりそうだ、と思いながら、出来損ないの魔法使いは夢の中へと侵入する。

歪んだ物語が、また加速した。














────────────────────

なんで前編なのかって?書き始めたのがほんの二時間前で、これ絶対間に合わんだろって思ったから先に上げただけですよ(←ダメ人間)

てな訳で、バレンタイン記念小説……バレンタイン関係なくねな話になりました(←バカ)

お話はなのは、そして前編では名前だけ出てきたユーノがメインになります。ぶっちゃけ、書きたい話が全部後編に回ってしまったというね()

まあ、最初の夢の話も伏線とし、ロストロギアの中に突入したなのはを後編では描きたいと思います。そしてユーノと……?

では、感想等々もお待ちしています。次回をお楽しみに!!
  1. 2013/02/14(木) 16:47:19|
  2. 烈火の翼
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